平日は完璧な鬼上司。金曜二十一時、差し出されたのは『週末飼育契約書』と黒い革の首輪。「強制はしません。……断っても、月曜の私は普通に上司です」
診断名は「精液過多症」。処方は一晩三回の採精、担当は夜勤の氷見さん、私語は禁止。……三日目の夜、カルテの余白に走り書きがあった。「本日、四回目あり」