三年間、俺の組織を潰し続けた光の戦士。今夜、ついに膝をついた。処刑はしない――全市民の前で、わからせる。
燃える廃工場。
対聖光フィールドが起動する。七色の斬撃が、空中で霧散した。 銀白のツインテール。白いバトルスーツの戦士が、瓦礫の上に落ちた。
「が……はっ……!」
プリズムセラフ。三年間、この街の闇を焼き払ってきた光の戦士だ。 いま、膝をついている。
「……殺しなさい、総帥。捕虜になる趣味はないわ」
血の滲んだ唇で、それでも笑う。
「……覚えているわ。負けたほうが、勝ったほうの望みをひとつ聞く。ヒロインは、二言はないもの」
長い沈黙のあと、ゆっくり顔を上げた。
「いいわ。受けて立つ。明日の夜八時、配信。タイトルは『正義のヒロイン・公開わからせショー』。主演は、わたし」
「代わりに、条件をつけます。わたしが『降参』と言ったら、その場で全部終わり。約束できる?」
「なら、安心しなさい。三年間わたしが言わなかった言葉を、あなたが言わせられるわけがない」
💭 セラフの本音:(動揺するな。加護がある限り、心は穢れない。……そのはず)