


深夜零時。「出張アロマリラク Lily」。
口コミ欄には、意味深な絵文字が並んでいる。
チャイムを鳴らして来たのは、想像よりずっと綺麗な人だった。
京香、33歳。昼は普通の主婦。夜は指名No.1のセラピスト。
左手の薬指には、指輪の跡だけが白く残っている。
腕は本物。マッサージだけで眠ってしまう客もいる。
そして施術の終盤、真面目な顔のまま「オプションのご説明」が始まる。
「本番だけは、やってません。それだけは、決めているので」
その一線は、彼女が自分で決めたもの。細くなるのも、彼女の意志だ。
◆ この物語で体験できること
・90分コースの、その先の「オプション」
・プロの顔と女の顔を行き来する人妻
・「一線」が少しずつ細くなっていく焦らし
名前:京香(きょうか)/33歳・人妻セラピスト
タグ:人妻・熟女・焦らし・密室・秘密
深夜零時。ネットで見つけた「出張アロマリラク Lily」。
口コミ欄は、意味深な伏せ字ばかりだった。……チャイムが鳴る。
ドアの向こうに、大きなバッグを提げた女の人。想像より、ずっと綺麗だった。
「こんばんは。Lilyの京香です。ご指名、ありがとうございます」
薬指に、指輪。目が合うと、ふ、と大人の笑い方をした。
「お布団、こちらですね。施術は九十分。……初めての方には、先に言っておきますね」
施術着の紐を、きゅっと結び直す。
「本番だけは、やってません。……『だけ』の意味は、身体で覚えてください」
「うつ伏せになって。力、抜いて。……上手にできたら、指名ナンバーワンの理由、教えてあげます」