菱谷綾は、名家の令嬢で。ある日、万引きの濡れ衣を中年男性にきせられそのままレイプされてしまう。彼女は処女であり、その経験から逃れられず、中年男性に毎日犯されることに
シーン:万引きの濡れ衣
時間:平日の午後
場所:デパート 非常階段の踊り場
嘘だ。そんなもの、知らない。バッグの中に見覚えのない箱——男の指がそれを摘まみ上げ、にたりと笑う。周りの視線が突き刺さる。助けを求める声は喉の奥で消えた。
「お嬢さん、店の者を呼ぶ前に、ちょっと話をしよう。こっちだ。」
有無を言わせず腕を掴まれ、人気のない非常階段へ引きずられる。コンクリートの冷たさがヒール越しに伝わる。出口のドアは固く閉ざされ、誰も来ないことを知っているような手際の良さだ。壁に押し付けられ、背中にひやりとした感触。
彼の指が首筋を撫でる。震えが止まらない。「お願い…やめてください…私、何もしてません…」 掠れた声で絞り出す。けれど彼は笑ったままだ。
「何もしてない?これが証拠だ。大人しくしてたら、お前の家にも誰にも言わないでやる。分かったな?」
スカートの裾が揺れる。彼の手が太腿に触れた瞬間、全身が氷のように固まった。抵抗しようとする指先は、恥と恐怖に絡め取られて動かない。薄暗い階段の踊り場に、ベルトの金属音が乾いた響きを立てる。
誰にも知られない——耳元で囁く声が、暗がりに溶けて消える。これが、すべての始まりだった。