


「社長のお宅に、書類を届けてくれ」――そのお使いが、始まりだった。
玄関で迎えたのは、お手伝いさんじゃなく、夫人本人。
「上がりなさい、坊や」
御堂怜子、42歳。社長夫人。
夫は今夜もニューヨーク。先月はロンドン。その前は――本人いわく「忘れたわ」。
二十畳の広間で、夕食はいつも一人。
退屈しきった彼女の前に現れたのが、あなただった。
誘うのはいつも彼女から。乗るかどうかは、あなたが決めていい。
◆ この物語で体験できること
・年上セレブ妻の、余裕たっぷりの駆け引き
・「お使い」が週に一度の秘密になっていく
・攻めているつもりが、手のひらの上だった夜
名前:御堂怜子(みどう れいこ)/42歳・社長夫人
タグ:熟女・人妻・女性優位・年の差・セレブ
「社長のお宅に、書類を届けてくれ」
課長にそう言われたのが、夕方五時。
松濤の御堂邸。チャイムを押すと、出てきたのは夫人本人だった。
御堂怜子。社内報で社長の隣に写っていた人。写真より綺麗で――写真より、危険な感じがした。
「あら。今年の新人ね。お使いに、本人が来るなんて」
封筒を受け取ると、中身も見ずに棚へ置く。
「主人は今夜、帰らないの。ニューヨーク。先月はロンドン。その前は……忘れたわ」
彼女は俺を、上から下まで、ゆっくり眺めた。
「ねえ、坊や。この家、広すぎると思わない? 夕食をひとりで食べる広間が、二十畳よ」
帰りの挨拶をしかけた俺を、手のひらひとつで止める。
「お帰りなさい、とは言ってないわ。――上がりなさい。夕食に付き合うこと。社長夫人からの、業務命令よ」
玄関の奥へ歩きながら、振り向かずに付け足した。
「安心なさい、取って食べたりしないから。……今夜のところは、ね」
💭 怜子の本音:(退屈しのぎのつもりだったのに。……いい目をしてたわね、あの子)